Artisanal コレクション

Hirsch, オーストリア|すべての製品

どの時計ベルトオリジナルでそれぞれの物語を持っています。

貴重でユニークな時計を所有する人は時計ベルトにも特別さを求めることでしょう。Hirsch Artisanalの時計ベルトは一つひとつ60以上の手作業での工程を経て作られる、エレガントさと美しさを合わせ持つ代表作といえます。すべての時計ベルトから感情とHirsch家の経験を感じ、見て取ることができます。

Artisanal時計ベルト

何十年もの間Hirschはスイスの時計製造会社であるHaute Gammeと共同で加工と品質の基準を作り上げ、実行し、今日の業界の方向性を決定しています。継続的な品質改良と新技術の開発や手法、素材などに加え、一つひとつの製造工程により、お客様や時計愛好家の高い要求にもHirsch家は努力し応え続けています。

品質改良の上で決定的な出来事はHirsch Oysterglove Supersoftライニングレザーの開発で、柔らかさと着け心地の良さを保証するものです。 水や汗に強く、肌に優しいなめし技術で、控えめに染色されたライニングレザーも革製時計用ベルトの寿命を格段に伸ばしました。

時計ベルトの品質改良におけるエレガントさと革の寿命は使用する素材の質が決定的な意味を持ちます。Hirschの最も重要な掟は、着け心地の良さのために表裏両面の革などの原料を慎重に選び抜くことです。革は伝統的で高級な原料で、生きた素材であるため、多くの知識と経験、長年の勘によって高品質なHirschの時計ベルトは加工されていきます。革の加工は毎日が挑戦です―動物によって異なり、革は見た目もテクスチャーも一つとして同じものはないからです。

エキゾチックなレザー

手縫いのArtisanal

成り立ちと加工

革のなめし

動物性の皮を長持ちさせ、耐久性を持たせ、一部の革を水を吸収しない素材へと変化させるためにはなめしの過程をすべて実行しなければなりません。皮に含まれるタンパク質とタンニンが化学反応を起こし、皮が革へと変化します。

なめしには植物性タンニン(木材、樹皮、木の実)、鉱物性タンニン(クロム、ジルコニウム、アルミニウム、チタンまたは鉄を含む)そしてその両方の組み合わせが使われます。出来上がった革製品の品質、特徴は、原材料の品質以外になめしの方法によって決まります。: 頑丈さ、しなやかさ、耐水性そして抵抗力や柔軟さのような特徴はなめしの過程によって大きく変わります。

しかし完成した革は純粋な動物の皮で、その個性的な特徴をもつ自然の製品であることを表しています。

精密加工

精密加工の過程は革の美しさに根本的な効果をもたらします。この過程では革は染色され、コバ塗りまたはトレンドのデザインが施されます。この加工の種類は革によって2つに区別されます:

  • スムースレザーは一般的に表面の毛穴が閉じられたすべての革に使われる名称です。 表面はなめらかなもの、ダメージ加工のもの、型押しのもの、そしてシボを強調したものがあり、牛革、ナッパレザー、ヤギ革、エナメル革などが例に挙げられます。
  • ラフレザーは表面を研いだ革の総称で、ベロアやヌバック革などを例に挙げることができます。

Artisanalの留め輪とステッチ

Artisanal用穴あけパンチ

ワシントン条約(CITES)

Das Aussterben von Arten ist ein natürlicher Teil der Evolution des Lebens auf der Erde動物の絶滅は地球上の動物が進化する上で自然なことです―しかし最近では自然ではなく、人間が動植物消滅の原因となってきています。野生動植物の国際取引と動物の生息地の減少が主な原因となっています。国際協力は絶滅危惧種の密輸を止めるために重要な意味を持ちます。生産国も消費国も同等の責任を負います。

共同責任の下、1973年3月3日、ワシントン条約(CITES:絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)が採択されました。国連人間環境会議において採択され、21か国が署名しました。ワシントンで行われたので、通称ワシントン条約と呼ばれています。 1975年7月1日の発効以来、締結国は183か国に増えました。

IRVラベル

この通達はすべての加盟国に対し標準化された輸出入とリスト上の生物種の取引を取り締まるものです。 Hirsch Artisanalコレクションではお客様とパートナーのために選りすぐりのアリゲーター、クロコダイル、トカゲの革を取り揃えています。これらの革はすべて最も厳しいワシントン条約の基準を満たしており、規定在庫量から購入された証明書付きのものです。

革製時計ベルトの製造方法

Hirschの革製時計ベルトの製造には様々なジャンル(哺乳類、爬虫類、魚類、鳥類)の高品質な皮が使われています。動物の種類によって異なる革の部位が使われます。例えば牛革の場合、時計ベルトは肩部分や中心部分だけでなく、わき腹から取られることがあります。

アリゲーターの場合はしかし特別です。腹、尾部分だけでなく、わき腹を使い、そして養殖のアリゲーターのみ、小さな一枚革を取ることもあります。主に竹符か玉符か、そしてどのように革をカットするのかにより、見た目と価格が決められます。

竹符

竹符、縦にカット

玉符

玉符(わき腹)、縦にカット

特徴

Hirsch Artisanal時計ベルトはクランゲンフルトの工房で60以上の工程を手で仕上げられ、細部にまで特別なこだわりが見られます:

Artisanalの特徴

  1. サドルステッチとエンボス縁
  2. ノンアレルギーバックル
  3. 安心な返し縫い
  4. 切れにくく強い折り返し部分
  5. バックル下のバータック
  6. ループのエンボスライン
  7. ループ上の強化ステッチ
  8. Genève(ジュネーブ)折りバックル

エレメント

Hirschの時計ベルトは基本的に3つの部分からなっています:

  • 表面の革 - 革の外側部分と、ブレスレットの上側部分と、
  • インレー層 - 表裏両面の革の間にある層でベルトに立体感を与えます、
  • ライニングレザー - 皮膚と常に接触しているブレスレットの底部は、それがとても優しく、滑らかにしっかりと包み込まれています。

Hirsch Artisanalコレクションの革製時計ベルトを構成する3つの部分はすべて天然素材でできています。表裏、どちらの革も慎重に選び抜かれ、お客様の究極の満足を叶えるため、高品質の素材のみが使われます。

Artisanalの基本

Artisanalバイオニクスブレスレット

革のお手入れ方法

時計ベルトは最大、1週間毎日24時間肌に直接身に着けておくことができます。同時に私達が日常手や腕を使って行うことが多かれ少なかれベルトを消耗させます。そのためHirschの革製ベルトは衛生上、チェックし手入れする必要があります。定期的なお手入れはベルトを長持ちさせることにつながります。Hirschの革製時計ベルトは心配せずにぬるま湯で洗浄していただけ、自然に乾きます。

Hirschの時計ベルトはお手持ちの耐水性時計に付けて淡水、海水関係なく、シャワーや水泳中でもお使いいただけるようデザインされています。プールや海水で一定時間使用後は体や時計本体同様、ベルトも真水で洗い流し、海水の塩分やプールの塩素を除去してください。

濡れたままの時計ベルトを乾かす際は急な水分の蒸発により品質を損なう恐れがあるので、温かい表面に置かないでください。手の上での自然乾燥をおすすめします。


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